【温泉入浴講座その⑦】のぼせずに温泉を長く楽しむ『分割浴』

温泉に肩まで浸かる「全身浴」はとても気持ちが良く、温泉の醍醐味ですね。

ですが水圧による心臓への負担が大きくのぼせやすくもあるので、出来るだけ長く楽しもうと頑張ると身体に負担がかかってしまいます。

そこで身体に負担をかけない入浴法として、前回は「半身浴」をご紹介いたしました。

ですが、半身浴では少々物足りなさを感じてしまう方もいらっしゃるのではないかと思います。

そこで今回は出来るだけ身体に負担をかけず、全身浴を長く楽しむ方法「分割浴」をご紹介いたします。

分割浴とは

適度に湯舟から出る休憩を挟みながら行う全身浴を「分割浴」と呼びます。

3分入浴→湯から出て休憩→3分入浴と複数回繰り返し、一度に長湯せず分割する事で身体への負担を減らし、のぼせにくくします。

休憩といっても一旦脱衣場に戻らなくても、「体を洗う」「髪を洗う」「露天風呂に移動する」「半身浴をする」といった湯から出て熱や水圧から体を逃がす事を休憩として行えば問題ありません。

あまり時間を気にして入浴してもリラックスが出来ませんので、時計で測りながら行う必要はありません。まずは気軽な形で取り入れてみてください。

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